教室体験記 ~大学生編 その4~

昨日4/8(水)より当教室は全面休校となっております。あくまでも予定ですが状況が許せば4/20(月)から授業を再開したいと考えております。もちろん何がなんでもという事ではなく、状況を見定めた上での判断ということですので、その旨是非ご理解いただきたいと思います。※詳しくは本HPの「NEWS」にてお知らせします。

さて、先月からスタートした「教室生の体験記」をご紹介するこの企画も、今回で最終回となりました。色々と参考になったとのご意見もいただきましたので、また来年度以降も企画出来れば考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。では、アンカーを飾ってくれるのは、今春早稲田大学大学院を修了して東京都職員として働き始めたR.Yさんです。当教室には6年と3ヶ月の間通っていただきました。

 

当教室では随時新規生徒さんを募集しています。まずは見学もしくは無料体験で教室の雰囲気を体感してみてください。ご希望の方はこのホームページ内の「申込フォーム」、もしくはお電話にてお気軽にお申し込みください。

※現在休校中でご迷惑をお掛けしておりますが、休校期間が明け次第、即時募集を再開しますのでよろしくお願いいたします。

R.Yさんの体験記

私は大学での課題作成をきっかけに美術教室へ入会しました。これまで芸術や絵画とは無縁の生活を送っていましたが、教室ではモチーフの観察から画材の使い方、表現方法に至るまでを先生から丁寧にご指導頂き、集中して制作に取り組むことができました。私が教室に通う中での一番の成果は、絵画のあり方を学ぶことができたことです。これまでは「絵画は写真のようにモチーフを忠実に再現している」ことが優れた作品である考えていました。しかし先生のご指導を受けるにつれ、画面の中で自然な状態として成り立っていることが最も大切で、その上でさらに手を加えることで、自身の作風や意図が生まれることを知ることができました。絵画が現実の再現ではなく、作者の視点や意志を通した表現方法であることを理解した今は、芸術全般に対して、また作者の考えに対して思いを巡らしながら作品を楽しむことができています。