第6回「教室体験記」は都内の私立高校から明星大学のデザイン学部 デザイン学科に合格したH.Mさんです。当教室には高2の9月に入会されての目標達成です。
H.Mさんの体験記
私は元々絵を描くことが好きで、将来はデザインに関わる仕事をしたいと考えており、高校二年生の二学期から通い始めました。それまでデッサンは学校の授業で数回描いた程度でした。そのため、どのようにデッサンを描き進めればよいか分からず、自分が他の人のように上手く描けるようになるのか不安でした。しかし、基礎的な道具の使い方や構図などを一つ一つ丁寧に教えていただき、初めて描いたデッサンと比べると、モチーフを理解し観察する力が格段に向上しました。そして自分が少しずつ上達していることを実感できるようになりました。さらに、今まで触れたことがなかったアクリル絵の具を使った色彩構成にも取り組みました。絵具の特性や色彩の関係を考えながら、テーマに沿った作品を仕上げるという経験は、デッサンとはまた違った難しさがありましたが、その分多くを学ぶことができ、良い経験になったと感じています。大学ではデッサンを描いていくことは少なくなってしまうかもしれませんが、美術教室で学んだことを忘れずにこれからの作品づくりに生かしていきたいと思います。