FILE #53~#41

FILE #53 S.Aさん

 武蔵野美術大学グラフィックアーツ専攻からアニメーション、ゲーム背景美術制作会社に就職したS.Aさんです。当教室には大学3年の12月に入会されました。

 ~S.Aさんの体験記~

大学に入学してから就職活動のための準備が必要と考えて、デッサンが制作できる場所を探して様々な教室の講座を受講して来ました。大学も3年生になり就職活動が本格化してからは、面接時に必携のポートフォリオ(作品ファイル)にデッサン作品が必要だったため、自宅からも程近いこの教室へ飛び込みで申し込みました。急なお願いにもかかわらず適切に対応していただき先生には大変感謝しています。今までは自宅や大学からもやや遠い教室の、しかも体験制作ばかりを受講してきたため、時間をかけてじっくり制作できる環境ではありませんでした。しかしこの教室は移動時間も少なく、落ち着いて集中的に制作に取り組むことができました。初回の課題では、モチーフの構造やパース、鉛筆の使い方など、今まで感覚だけでやってきた事を、改めて理解・吸収できました。また、見たものをそのままの形で写し取ると勘違いしていたのですが、画面の中でそのモチーフらしさが成立するよう、パースやトーンを利用して空間を表現するという事を学び、それは本当に目から鱗でした。また自画像デッサンでは肌や衣服の質感表現についても教えて頂き、今まで上辺や輪郭だけで捉えてきた自分の描き方の癖に気付く事も出来ました。絵を描くということについて、特にデッサンに対しては苦手意識が強かったですが、今では教室に行くと「今日もしっかり描こう!」という気持ちが湧いてきます。一年ちょっととまだ学ぶ事が不十分なまま就活を終えてしまった感がありますが、これまでの事を活かして仕事場でも応用していきたいと考えています。


FILE #52 H.Mさん

 都内の私立高校から明星大学のデザイン学部 デザイン学科に合格したH.Mさんです。当教室には高2の9月に入会されての目標達成です。

 ~H.Mさんの体験記~

私は元々絵を描くことが好きで、将来はデザインに関わる仕事をしたいと考えており、高校二年生の二学期から通い始めました。それまでデッサンは学校の授業で数回描いた程度でした。そのため、どのようにデッサンを描き進めればよいか分からず、自分が他の人のように上手く描けるようになるのか不安でした。しかし、基礎的な道具の使い方や構図などを一つ一つ丁寧に教えていただき、初めて描いたデッサンと比べると、モチーフを理解し観察する力が格段に向上しました。そして自分が少しずつ上達していることを実感できるようになりました。さらに、今まで触れたことがなかったアクリル絵の具を使った色彩構成にも取り組みました。絵具の特性や色彩の関係を考えながら、テーマに沿った作品を仕上げるという経験は、デッサンとはまた違った難しさがありましたが、その分多くを学ぶことができ、良い経験になったと感じています。大学ではデッサンを描いていくことは少なくなってしまうかもしれませんが、美術教室で学んだことを忘れずにこれからの作品づくりに生かしていきたいと思います。


FILE #51 R.Kさん

 都内の公立高校から東京都立大学のシステムデザイン学部 インダストリアルアート学科に前期日程で合格したR.Kさんです。当教室には高2の7月に入会されての目標達成です。

 ~R.Kさんの体験記~

大学受験のために高2の夏からこの教室に通い始めました。未経験で、しかも試験の配点が大きかったため不安でしたが、基本から丁寧に教えてもらえたおかげで、安心して自分の力を伸ばすことができました。「どんな時も基本が大事」ということを学び、デッサンの上達を実感するにつれて楽しくなり、いい意味で学科の勉強の息抜きにもなりました。入試直前の対策では、先生が私に合わせた課題を組んでくれたので、効率よく実力をつけることができました。その結果、自信を持って本番に挑むことができました。大学でもこの経験を活かし、基礎を大切にしながらさらに成長していきたいです。


FILE #50 K.Sさん

 都内の市立中学から都立片倉高等学校に学力検査入試(実技試験を含む)で合格したK.Sさんです。当教室には中1の夏に入会されての目標達成です。

 ~K.Sさんの体験記~

私は中学1年生の頃からこの教室に通い始めました。通い始めた当初はデッサンといっても、このモチーフの色や形をどうやって描けばいいのか理解できておらず、なんとなくぼんやりとした気持ちで絵に向かっていました。しかし、通い続けていくうちに形の取り方や陰影の付け方、質感の表現方法など、そのどれをとってもモチーフをよく観察することが大切であることを学びました。モチーフをよく見て構造を理解することで、今まで陥っていた「どうやって?」の谷から抜け出せたように感じます。するとだんだん描きたかったものが自分のイメージ通りに描けるようになる楽しさを味わうことができるようになりました。苦手な立体感やパースの表現が、自分の納得できるような出来栄えになった時の飛び上がるような嬉しさは、今後のどんな経験にも代え難いものです。私が美術系の高校に進学すると決めた理由の一つもこの楽しさに起因するものです。見ることと、理解すること、そして楽しむこと。この教室で学んだ三つのことを大切に、高校でも美術を続けていきたいです。


FILE #49 A.Mさん

 都内の通信制高校から横浜美術大学 美術学部 美術・デザイン学科 絵画コースに推薦入試で合格したA.Mさんです。当教室には高2の5月から通われました。

 ~A.Mさんの体験記~

高校2年の春に美術系の進路へ進みたいと考えるようになり、この教室に通い始めました。本格的なデッサンの経験はありませんでしたが、制作中に11で丁寧に指導してくださったおかげで基礎をしっかり固めることが出来ました。また、大学進学後に使う油絵についても指導して頂きました。基本的な部分から、マチエールを取り入れるなど応用的な部分まで助言を頂き、複数枚の油絵を仕上げることが出来ました。

また、レッスンの時間帯によっては大学生や社会人の方とお話しする機会も多く、中高生だけの予備校とは違った色々な刺激がありました。最初は受験のためにと思って絵を描き始めましたが、先生とお話しする中で受験は通過点にしか過ぎないということに気付きました。大学に合格したことはもちろん嬉しいですが、そういった結果や肩書きに左右されず今まで通り自分なりの表現を追求していけたらと思っています。


FILE #48 H.Mさん

 都内の市立中学から都立片倉高等学校に推薦入試で合格したH.Mさんです。当教室には中3の8月に入会されての目標達成です。

 ~H.Mさんの体験記~

私は高校受験のために中3の夏から通い始めました。元々絵を描くことが好きで、中学校も美術部に在籍し美術科のある高校に行きたいと決めたのが中3の夏でした。周りより準備が遅く本当に間に合うのかと、焦りと不安の日々でしたが、清野先生の説明が的確で、特に形の取り方や質感の表現を一つ一つ丁寧にご指導くださり、日に日に成長している実感がありました。そして片倉高校の推薦に合格することができました。推薦の実技は私にはとても難しいモチーフだったのですが、時間制限の練習や注意点など事前準備に時間をかけてくださったお陰で、比較的落ち着いて取り組むことができました。この経験が自信となりました。高校での学びにも生かしていきたいと思っています。


FILE #47 S.Oさん

 日大第二高校から日本大学芸術学部美術学科絵画コース版画専攻に推薦入試で合格したS.Oさんです。当教室には高2の4月から通われました。

 ~S.Oさんの体験記~

私は美術大学に進学するために、試験で必要となるデッサンのスキルを学び無事に合格することができました。高校2年次から通い始めましたが、周りの美大志望の子の一部はもっと早い時期から画塾で指導を受けていて「自分は行動が遅かったかも」と焦りを感じていました。しかし、実際に通い始めるとそんな気持ちも消え失せました。清野先生は鉛筆の削り方からモチーフによる使い分けなど丁寧に教えて下さり、時間が経つにつれ着実に自分の技術が伸びていくのを感じました。例えば、自画像に取り組んだ時にただ自分そっくりに描くのではなく、人間の骨格や筋肉の付き方を意識したうえで自分の顔を土台として描き進めていくことを教わり、最終的には人間の顔の重厚感や質感を捉えた納得のいく作品を完成させることができました。大学生になってもこの教室で得た様々な経験や知識を活かし、更に発展させていきたいと思っています。


FILE #46 M.Nさん

 武蔵野美術大学大学院建築コースから都内の建築事務所に就職したM.Nさんです。当教室には大学院入学時から通われました。

 ~M.Nさんの体験記~

私は大学院入学と同時に、基礎力をつけたくて美術教室に入会しました。 デッサンの講義は大学でもありましたが、しっかりと学ぶのは初めてで、鉛筆の持ち方から丁寧に教えていただきました。当初はモチーフを忠実に再現しようとするあまり、アウトラインの際立つ絵になっていました。しかし、先生のご指導を受けるにつれて「上手い下手ではなく、モチーフを構造的にとらえて、画面に向かい、どれだけ挑戦したか」に変化していきました。特に「石膏デッサン」での学びは大きかったです。初めての石膏デッサンでは、モチーフに似せることに意識が向かい苦戦していたところ、先生から「彫刻を彫ってるように描くと良い」というアドバイスをいただきました。それから、実物に触れてるかのような気持ちで画面に向かっていると、だんだんデッサンが楽しくなり「少しだけものをみる力がついたのでは」と実感できるまでになりました。春から社会人になりますが、教室で身につけた「ものを観る力」は、日々の仕事や生活を楽しむうえでの財産になりそうです。今後も楽しくて豊かな時間を過ごすために、デッサンや絵画を続けていきたいと考えています。


FILE #45 M.Aさん

 都内の市立中学から都立片倉高等学校に学力検査入試(実技試験を含む)で合格したM.Aさんです。当教室には中3の10月に入会されての目標達成です。

 ~M.Aさんの体験記~

私は高校受験にあたり、中3の秋から通い始めました。美術系の進路に進みたいと思ったのが中3の夏ごろだったので周囲の方達よりも遅めの受験準備で不安も多かったのですが、先生が道具の使い方や構図の取り方のことについて一から教えてくださったので、安心して絵を描いていくことが出来ました。美術に関する予備知識がなく、教室に通って自分の技術が高校受験までに上達していくのか不安ではありましたが、技術的なことからモチーフの見方や表現の仕方まで丁寧に教えてくださり、絵が上手くなったと実感することが出来ました。そのおかげで以前よりも楽しんで絵を描くようになり、絵を描くことがもっと好きになりました。高校に入学してからも教えていただいたことを忘れずに日々精進していきたいです。


FILE #44 S.Yさん

 都内の私立高校から「実践女子大学の美学美術史学科」に進学したS.Yさんです。当教室には高1から通われました。

 ~S.Yさんの体験記~

私は元々絵を描くことが好きで、より沢山の絵を先生の指導の下で描いてみたいと思い高校1年生から通い始めました。今までは人物ばかり描いていたので物をデッサンするのは初めてでした。他の生徒の方達はすらすらと描いていて、最初は自分にも描けるか不安でしたが、先生の説明やアドバイスが非常に分かりやすく、繰り返し描くうちに段々と手が慣れてきて自分の思い通りに描けることが多くなっていきました。高校の美術の授業でも手のデッサンや自画像などをやりましたが、美術教室で一度描いていたこともあり、その時も迷わず描き切ることができ自分の絵が上達できていることを実感しました。初めて描く対象物も沢山あり、難しいこともありますが、自分がこの絵をどのように完成させるのかを想像しながら描くのはとても楽しく、描き切った時には凄く達成感があります。これから水彩にも挑戦するので、自分の満足のいく作品に仕上げていきたいです。


FILE #43 K.Iさん

 都内の市立中学から女子美術大学附属高等学校に推薦入試で合格したK.Iさんです。当教室には中1の5月から通われました。

 ~K.Iさんの体験記~

私は絵を描くことが好きで、美術系の学校への進学を見据えて中学1年の5月頃からこの教室に通い始めました。本格的に絵を描くのは初めてなので基礎的なことから丁寧に先生に教えていただきました。始めのうちは鉛筆の使い分けや擦筆を使うタイミングなどをあまり理解出来てなかったのですが、先生に「この質感はこうすると表現しやすい」と一つ一つ指導していただいたおかげで、今では自分の感覚で使い分けながら、モチーフの質感の違いなどを表現出来るようになりました。また、鉛筆淡彩画を制作したころから絵を描くことがどんどん楽しくなって、上達していくのが感じられるようになりました。自分が楽しいと感じながら描いた絵や、「ここの質感をリアルに表現したい!」など思い入れを持って描いた絵は、そうでない絵と比べてとても魅力的な絵に仕上がるということも先生に教えてもらい、何枚も絵を描いているうちにだんだんそのことが実感出来るようになっていきました。


FILE #42 C.Iさん

 都立片倉高校から武蔵野美術大学 油絵学科に総合型選抜入試で現役合格したC.Iさんです。当教室には高校受験時と今回の大学受験を合わせて約2年半通われました。

 ~C.Iさんの体験記~

私は高校受験の時もこちらの教室でお世話になりました。そして高3になって美術大学を受験するにあたり、高校の授業だけでは到底足りないと思い、指導が手厚く基礎をしっかり学べるこの教室に再度通い始めました。当初は総合型推薦だけでなく一般入試も視野に入れていたので、とにかくデッサンに自信がなかった私は基礎的な制作を重点的にやりました。私は不器用で技術的にも経験不足でしたので不安はありましたが、先生が「上手さが全てじゃない、むしろ上手く描くだけじゃダメ。自分が何を表現したいかが大事。」と教わってから、絵とは何なのかとあれこれ考えながら制作するようになりました。先生が的確なアドバイスをしてくれたおかげで、楽しく自由に制作することができて大学にも合格することができました。


FILE #41 R.Gさん

 都内の市立中学から都立片倉高等学校に学力検査入試(実技試験を含む)で合格したR.Gさんです。当教室には中2の春から通い始めて、高校合格後も基礎力養成のため3月一杯制作に励みました。

~R.Gさんの体験記~

私は中学校の美術の先生に画塾で絵を学ぶことを勧められて、中学二年生の春からこの教室に通い始めました。教室ではデッサンの基礎を一から教えていただき、通うごとに絵が上達するのを実感して楽しく学ぶことができました。また、同じ高校を目指す子たちと一緒に学んでいくことができたので、切嵯琢磨してお互いを高め合うことができました。教室に通う前はなかなか難しい状況でしたが、通い始めてからは自分の絵に自信を持つことができて、無事に合格することができました。この教室で学んだことを活かして高校でも頑張 りたいと思っています。